小学校受験に不利と言われる「保育園」。我が家も保育園に子どもを預けていましたが、保育園ならではのメリットがたくさんあったため、同じ境遇にいる方に読んでいただき、参考にしていただければと思います。
メリット②
周りに流されることなく心穏やかに年長時を過ごせる
他にほとんど受験者がいないので、そこは色々な意味でかなりアドバンテージがあると思います。余計な情報に振り回されず、マイペースに過ごすことができます。
年長の夏を迎えると幼稚園では保護者同士、疑心暗鬼になるらしいです。
夏休み中に抜け駆けしていないかしら、特別なお稽古へ行かせていないかしら、どんなプログラムを受けさせているのかしら、などなど・・
そのような情報収集合戦?もなく、ピリピリもないのが良いです。焦らされないですし、子どもも何も関係なくお友達と純粋に楽しい時間を過ごせます。
幼稚園の場合、面接や試験日が近づくと最後まで園にいられず早退となることにストレスを感じてしまうお子さんもいるようです。
(実際、同じお稽古先のお子さんはそのためにチックになってしまいました・・)
保育園ですと基本、保護者がお休みの時は子どもと一緒に過ごすこととなるため、保育園はお休みまたは早退となります。保護者にサービス業やシフト制のお仕事に就いている方がいると、同じクラスのお友達が全員揃う日の方がまれだったりします。
そのため子どももあまり自分だけお休み、早退、という感じにはならず、周りのお友達もさほど不思議に感じないようです。
(その代わり、早退する時には何で帰るのー?これからどこ行くのー?と質問攻めにはされますが・・・)
ほとんどが受験をするような幼稚園では、直前になると子ども同士で「どこ受けるの?私xx小学校」なんて会話もあるとか!
また、女の子は東京では大体11/3で試験が終わり、そのあと合否も分かってくると、「私xx小学校に行くんだ」というような話が子どもから伝わってきてしまうようです。試験がまだの男の子の保護者からしたら焦りますよね。。
当たり前ですが、合否発表後のピリピリは相当なようです。
特に補欠問題はより陰湿で、「うちはA小学校とB小学校にご縁をいただいたけど、A小学校に行くことに。xxちゃんのところは
うちが辞退したから、B小学校の補欠が回ってきたのよ。」という会話が陰であるんだそうです・・・
これはドラマの世界ではなく、本当に起きた話なので、相当怖いですね。
言う方が一番品格がないですが、聞かされる方もたまったものじゃないですよね。。
そんなこんなで、合否発表後も保育園は本当に楽です。ご縁をいただけなかったとしても、それはそれ、となります。
ただし、1つだけデメリットが・・
私立の小学校に決まったあと、本人に伝えると「みんなと一緒の(公立の)学校に行きたい!」と半泣きされたことです。
ちょうど10月末~11月初旬は公立小学校の健康診断があり、周りは行っているのに私だけ、、、となっていました。
合格をいただいてから4か月は少々子どもの精神ケアが大変かもしれません。
ですが、実際に小学校に進級したら、その環境に慣れていくのであまり気にしなくてもよくなるとは思います。